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ゲットバッカーズの方々の日常的な会話集・他
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蛮 「銀次、お前も何か有名な言葉を言ってみろ。「犬も歩けば棒に当たる」とか。」
銀次「んー、千両蜜柑。」
蛮 「それは落語のお題だ!なんでそこに飛ぶ!」
銀次「えー、だって知らないものは…あ。あった。」
蛮 「言ってみろ。」
銀次「うん。 私の頭は貝のカラ。頭固くて中身ナシ。」
蛮 「………」
銀次「どう?蛮ちゃん。ちゃんと教えてもらったんだよ?」
蛮 「天子峰だろ。」
銀次「なんで分かるの?」
蛮 「何となく、だ。…本当は違う。『私の耳は貝のから 海の響きをなつかしむ』。フランスの詩人コクトーの詩だ。」
銀次「えー、違うの?」
蛮 「でもお前には正しいそのまんまだから。」
銀次「うわっ、ひっどーい!蛮ちゃん!」
蛮 「きっぱり否定できるか? ウリウリ…」
銀次「う…う……うわぁん。蛮ちゃんのばかぁ」

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無限城からの帰り

蛮 「…で、お前はずーっと、お掃除屋さんをしてた、と。」
銀次「え?奪還だよ?」
蛮 「口車に乗せられるな!このバカ!」
銀次「うわぁ、新年初バカ!…て、口の形をした車になんか乗ってないけど?」
蛮 「………言った俺がバカだった。」
銀次「俺は色々と貰ったけど…蛮ちゃんは?」
蛮 「切り餅2キロ。テメェ、奪還屋として仕事したんだったら、金は俺に渡せよ!」
銀次「うん………でも、蛮ちゃん。」
蛮 「あ゛?なんだ?」
銀次「このお金渡したら、またすぐに行っちゃうよねー。パチンコ屋さんに。」
蛮 「…(どきっ)…い、いや…。」
銀次「カヅッちゃんからあんぱんもらったからもういいもんねーだ!」
蛮 「あ、あのなぁ、銀次。」
銀次「なに?蛮ちゃん。」
蛮 「俺はパチンコ屋を銀行として扱っているわけなんだ。」
銀次「ふーん。」
蛮 「だから、いつも預金しているわけだ。」
銀次「いつも引き出せないじゃない。」
蛮 「う。」
銀次「お馬さんにしたって、みーんなそうだもんね。十兵衛が「お金はおっかねー」って寒いコト言ってたけど、本当におっかねーだよ。」
蛮 「飛針のアンチャンのギャグは思い出すにも凍りつくからやめてくれ…。」
銀次「…決めた!」
蛮 「…は?」
銀次「イチネンノケ、イハガンタ、ンニアリ」っていうんでしょ?」
蛮 「かなりイントネーション間違ってるが、まぁ、当たりだな。」
銀次「これから、俺がサイフをもちます!で、波児みたいにチョーボをつけます!」
蛮 「…後者は出来るかわからないとして…前者は譲れねぇぞ!」
銀次「ふーん。(携帯を取り出し、どこかへ電話している)」
蛮 「…………(はっ)やめろ!銀次!」
銀次「うん。だから、ヘヴンさんにもいっ…なにするの!蛮ちゃん!」
蛮 「今、波児に電話したろ…?」
銀次「うん。これからサイフは俺がもちまーすって。」
蛮 「…それで?」
銀次「波児も「それはいいことだ。」って。」
蛮 「ほぉ。じゃあ、俺の一年の計を言ってやる。」
銀次「なに?なに?」
蛮 「天野銀次が、黙って俺にサイフを差し出すようなことになるよう全身全霊をもって工作にあたる。」
銀次「………………蛮ちゃん。」
蛮 「なーんだ?銀次。」
銀次「そんなにぎゃんぶるって楽しい?」
蛮 「生活のためにやってるんだぜ?」
銀次「預金のほうが多いクセに。」
蛮 「ぐ…銀次ィ、オメェも言うようになったなぁ。」
銀次「目の前に見本がいるもん。」
蛮 「………」
銀次「で、目の前にファミレスも見えるから寄っていこう!おとしだまのかわりー!」
蛮 「………(がくっ)」
銀次「あれ?蛮ちゃん、どうしたの?」
蛮 「なんか、新年早々負けたような………よし、その後は車に乗ってホテルに泊まるぞ!これが俺からのお年玉のかわりだ。」
銀次「なんだぁ、蛮ちゃん、お金もってたんじゃん。…あ。」
蛮 「?」
銀次「んーとんーと、あ、あけまして、おめでとうございます。ことしも、よろしく、おねがいします。」
蛮 「あー、あけおめ、ことよろ。」
銀次「蛮ちゃん全然まじめじゃなーい!」
蛮 「それが俺だから。…ほれ、着いたぞ。」
銀次「わーい、俺、ココア飲むんだ♪」
蛮 「(その後は金ぶんどって姫初めだからな)ほー、いいじゃんか。」
銀次「蛮ちゃんは?」
蛮 「お前……の色に似たクリームスープにしておくかな?」
銀次「なんかすごいこと言われちゃったような気がするけど…はーい。二人で、キツエンセキでお願いしまーす。」
蛮 「(あぶねー)おー、結構混んでいるなー。」
銀次「そうだね。神社が近いのかな?後でおまいりする?」
蛮 「朝にしようぜ?寒いから。」
銀次「うん。わかったー。」


 それから二時間後、銀次は泣きながらサイフを手渡すことになる。無論、受け取って最後までイタした後は、雷撃に見舞われることになる。

銀次「蛮ちゃんなんて、だいっきらい!」

 このケンカは、ちょっとの間だけ長引いたらしい。


ばんちゃん江。

はいけえ。あいの戦士、天野銀次は、今、だっかん作業してます。
みんな、仕事がいそがしいらしくて、みんなのうちのそうじしてます。
「きれいな部屋をだっかんしてくれ。」というおねがいだったので、いろいろな人のところにいます。
ごはんはみんないろいろおいしいモノをだしてくれるので、シアワセです。
ばんちゃんはしごとしてますか?
みんながいうには「みどうは他のヤツのだっかんさぎょうしてるから大丈夫だ。」といっているので安心してます。でもばんちゃんはぶきようだから、すこししんぱいです。
きのうはまぐるまのおっちゃんの所を手伝って、ばんごはんは「ばさし」をたべました。「けっとばし」って言うんだって。おもしろいね。ばんちゃん。
 きょうは、みろくさんのおうちです。七人分なので、せんたくものがすごかったです。下着だけでも7しゅるい!
 おんなのひとのぱんつは見たことあるけど、きららさんにどつかれました。いたかったです。
 あと、やぶけた服とかぬったり、アイロンをかけたり、そうじきかけたり、みずまわりのしごとを全部やりました。
 あたたかい部屋だったので、とても楽でした。
 これから、ゆきひこくんと、ばんごはん食べに行きます。んーと…ふれんち?
 コースだって。ばんちゃんのけいばみたいです。ならコーナーもないとヘンだよね?
 あしたは無限城のみんなと飲み会です。てつやでやるらしいです。ばんちゃんもくるんだよね。たのしみにしています。
 それでは。             かしこ
                                           天野 銀次



雪彦「銀次クン。」
銀次「なぁに?」
雪彦「美堂に手紙書いたんだ。」
銀次「うん。明日届くといいなぁ。(ポストへ投函)」

雪彦「(…銀次くん、それ、年賀ハガキだから1月1日に着くよ。と言ったらどうなるんだろう…気になる。

銀次「寒いねー、雪彦くん。」
雪彦「……………そ、そうだね。行こう!予約してるんだ。早く終わってよかった。」
銀次「ホントだね!蛮ちゃんもうまくいってるといいな♪」
雪彦「……ま、ね。」


蛮 「…ったく…一体どこ行ったんだか…。」
波児「おい、もう4日だぞ?」
蛮 「~ってるって。この俺様がパチンコ行かずに探してやってんだ。見つけ出したらボコボコのギッタギタにしてやる。」
花月「こんにちは。」
蛮 「あ、競輪。」
花月「それは花月園です。」
蛮 「お前そこで焼き鳥食べながらカップの熱燗飲んだクチだろ?1本500円のベルトとか…」
花月「(無言で武器を取り出す)」
蛮 「おー、元四天王サマは気が短いの。」
花月「あなたよりマシです。…というか、行ったことあるんですか?随分詳しいですけど。
蛮 「ほっとけ!俺は人よか動物のほうが好きなんだ!」
花月「…負けたんですね?」
蛮 「るせぇ!いい加減にしろ!」
波児「おーい、ケンカなら外でやれ外、お前らなら俺の店から半径100メートル以上離れてやれ。それ以上近寄ったら出入り禁止。ツケ速攻返却。ただし蛮ののみ。
蛮 「なんで俺!
波児「銀次はちゃんと皿洗いとか色々仕事して「ぎんじぎんこう」からちゃんと引き落としてるからな。」
花月「そう。それに今MAKUBEXがやってる株に銀次さんも一乗りしてやったらMAKUBEXよりも儲けて、マネー・ロンダリングに必死ですよ。今。」
蛮 「……(ぽろりとタバコを落とす)……」
花月「あ、注文が遅くなりまして申し訳ありません。ブレンドをお願いします。それと…」
波児「ああ、そうか。花月くんが来たということは…」
花月「はい。それが「これ」です。」
蛮 「なに?それ、ラブレター?似合いそうでこ…」
花月「そのへらず口を閉めましょうか?
波児「それは銀次のズボンのチャック並に無理だと思うぞ?
花月「そうですね。
蛮 「うわ、なんかすげー言われよう。」
花月「そのまんまです。」
波児「うむ。」
花月「ところで美堂くん。」
蛮 「あ?」
花月「銀次さんは?」
蛮 「あー、車に待たせてある。駐禁とられるといてぇからな。」
花月「…うぐいすパン…ですか?」
蛮 「……何が言いたい?」
花月「別に?…ただ。」
蛮 「ただ?」
花月「僕たちは全然心配していない、ということです。31日には戻ってくると思いますし。」
蛮 「どういうことだ?糸巻き?」
花月「さて。…マスター、お勘定を。」
波児「ほいよ。…毎度。」
花月「それではマスター、良いお年を。」
波児「良いお年を。」


波児「おい、そこの不貞腐れ。」
蛮 「……………」
波児「家出した理由は良く分かったし、また、どこにいるかも分かった。」
蛮 「!」
波児「ただし、お前にゃ教えてやらねぇ。…どうしても…というなら…」
蛮 「…なら?」
波児「明日の大掃除やった後に教えてやる。」
蛮 「…あー、右手が…」
波児「壊したらお前にツケ。
蛮 「なぁ、波児、いつも言ってるじゃねーか。GetBackersのsは一人じゃないって。「ぎんじぎんこう」からは出ないのか?」
波児「出ない。」
蛮 「ちなみに…あの…お尋ねしますが…いま、銀次クンの残高はいくらくらいですか?」
波児「「あの」MAKUBEX君がロンダリングに手惑うレベルの金は持っているな。」
蛮 「どんくらいだよ……」
波児「ちなみに「そんくらいの金があったらロフト付のアパートじゃなくてマンションも買えるぞ」と言ってやったら…」
蛮 「?」
波児「「これは「俺」の金だから、「ゲットバッカーズ」として働いたお金じゃないから買わない。」ってさ。健気だなぁ、お前の相棒は。」
蛮 「………………明日何時に来ればいい?」
波児「朝8時集合。昼食と夕食くらいは奢ってやるよ。」
蛮 「…サンキュ。」


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となっております。暖かい感想などお待ちしております。


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HN:
きなこ
HP:
性別:
女性
職業:
よろず
趣味:
いろいろ
自己紹介:
まっとうな生活とはとうの昔に縁を切った、病人で腐女子。コミケやイベントには松葉杖で行くつわもの(キワモノとも言う)。

こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。

へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)

よろしくです~。
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