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波児「おい、ヒマならまた皿洗え。バイト代出すぞ。」
銀次「わーい、ありがとう!もうお金スッカラカンのスカンピンなんだ。」
波児「この間やったバイト代は?」
銀次「蛮ちゃんに巻き上げられました(しゅん)」
波児「良くもまぁ…あいつもろくでもない男だな。相棒はヒモ扱いか?」
銀次「パチンコで負けたら最大出力の電撃。って言っておいたから。」
波児「ちなみに最大は?」
銀次「んー瞬間的に10億ボルト♪」
波児「本当に落雷レベルだな。銀次、この店の外100メートル以上離れて、なおかつスバルにも遠いところでやれ。たまに周囲に電圧や電流が流れるだろ?」
銀次「うん。良く知ってるね、波児。」
波児「それを受けても「感電」ということになるからな、覚えておけ。」
銀次「うん!」
じゃぶじゃぶじゃぶ……
銀次「~~~♪」
波児「(こいつの作業している時の鼻歌は癖だな)」
銀次「~ひとつでたほいのよさほいのほい♪ひ…」
波児「待て。」
銀次「どったん?波児。」
波児「その歌は誰に教わった?」
銀次「天子峰さん♪」
子供に猥歌教えるか?フツー?
波児「な、なぁ銀次?」
銀次「んぁ?」
波児「子供が歌っているような歌は教わらなかったか?」
銀次「ん?「ちょうちょ」」
波児「ほー(少しはやってるのか?)」
銀次「…の2番だけ。あと「浜辺の歌」の3番とか。」
なんてカルトな選曲!
銀次「最後まで覚えられなかったけど、鉄道唱歌とか戦友とか…」
波児「………銀次。」
銀次「なに?」
「天子峰は…何歳だ?」
波児「(この選曲なら明治生まれと言われても「そーだねー」としかかえせない、いや、返さない。)
銀次「んー、忘れた。」
波児「…………ならいい。」
蛮 「………ス。」
銀次「あ、お帰り、蛮ちゃん。どうだった?」
蛮 「良く出た。」
銀次「…誰が?」
蛮 「…………………隣のおばちゃん。」
銀次「(蛮の首根っこひっつかんで)波児、ちょっと行ってきます。戻ってきたら蛮ちゃんにやらせるから~。」
波児「おぅ。さっき言ったいいつけは守れよー。」
銀次「はーいv」
数分後………
波児「お?停電か?…いや、銀次だな。電線にまで雷サージさせたか。やれやれ。あ、戻った。…10億ボルトにしちゃあ短いか?」
銀次「ただいまー。ごめーん。やっぱり俺やるねー。」
じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ
波児「銀次、本当に10億ボルト流したのか?」
銀次「んー、正確には怒りのぶん付け足して15億ボルトくらいかな?そこの角まがったところに土台だけ作った空き地あるでしょ?」
波児「あ、ああ。」
銀次「昨日雨ふったから、その土台部分に人一人横になって浸かれるくらいの水が溜まってたから。そこに蛮ちゃん投げ込んで…ばしーん。と。」
生きてるのか?蛮!
銀次「平気だよ。蛮ちゃん殺しても死なないし。」
波児「お前のその信用というか信頼というか、どっからでてきてんだ?」
銀次「だってここで蛮ちゃん死んじゃったら、「ゲットバッカー」にタイトル変わっちゃうし。そうすると表紙のフォントとかも変えないといけないと思うし。何より一巻からやり直しになっちゃうじゃん。大変だよ。講談社。」
波児「…………………正しいとは理解してる。が、ここでは言うな。ここは二次創作サイトだからだ。」
銀次「わかったー!」
蛮 「…………ス」
波児「凄まじい電流痕だな…水に浸けてたにしちゃあいたる所焦げてるし。」
銀次「あ、全部水蒸発させちゃった。15億ボルト、30秒間くらい流してたから。」
波児「そうか………蛮。」
蛮 「………だ?」
波児「ここが二次創作サイトでよかったな。原作か現実だったら、死んでたかもな。」
蛮 「そうだ……な(ばたっ)」
波児「デタラメはデタラメを育てた。というところか。蛮的に言えば。」
銀次「波児~、洗い物終わったよー!」
波児「お。さんきゅ。」
まく「銀次さん!また赤い妖精見せてください!用意はできてます。」
銀次「マクベスも好きだね。用意するの大変じゃなかった?」
まく「いーえ!部屋の窒素濃度のと、中間圏の状態を作りあげるくらい、朝飯前です。」
銀次「…ま、いいか。いい?はじめるよ。」
まく「はいっ!」
まく「こんな地上で赤い妖精…レッドスプライトを作り出せるのは「雷帝」である銀次さんだけなんでしょうねぇ。」
笑師「なんや、MAKUBEX、こんなところで雷帝ハンで遊んでたんか?」
まく「その言葉、そのまま雷帝が現れたとき、言っておきます。」
笑師「やーめーてー。…で、なにやってん?」
まく「銀次さんに頼んで雷雲が発生してる中間圏の状態下で、「レッドスプライト」を発生してもらってるんです。」
笑師「えーっとレッドは赤。スプラウトって…?」
まく「スプラウトはブロッコリーなどの小さい葉の時の総称です。ボクが言っているのは「スプライト」。「妖精」のことです。中間圏の放電は窒素の色が多くでるので赤い上に…ほら。」
笑師「ほー、あっちにぴかり、こっちにぴかり。真横に走る赤い雷なんてあるんやな。…せや。銀次はーん。」
銀次「なに?」
笑師「赤いんでしたら三倍の速さでできまへんかー?」
銀次「? やったことないから分からないけど、何で?」
笑師「そら、「赤い○○」なら必ず三倍の速さで動けるんですー。そーゆー決まりなんですー。」
銀次「へー。…ねぇ、マクベス。」
まく「何です?銀次さん。」
銀次「『鮮血』って赤だよね。」
まく「はい。そうですよ。」
銀次「なら笑師も三倍の速さで行動できるんだー。すごいなー。」
笑師「いや…そ…それは…」
まく「そうなんですよね、笑師。」
笑師「…今度…お見せします。」
ン年後……
銀次「うっわー、本当に笑師、三倍の速さで走ってる!さすが「まっかっかのジョーカー」だねーv」
蛮 「はァ?テメー何いってんだ?」
銀次「赤い○○ってついてる名前のモノって三倍早く動けるんだってー。ホントだったんだねー。」
蛮 「(ため息)またお前の育て親か?」
銀次「ううん。笑師本人~♪」
蛮 「ケッ 自分で自分の首絞めてどーすんだってーの。」
銀次「なんか言った?蛮ちゃん。」
蛮 「いんや、なんとも。」
まく「(画面越し)…良く覚えてましたね、銀次さん…」
無限城 オニゴッコ大会でのヒトコマ。
蛮 「ちーっス。波児、俺はツケでいいけど、こいつのためにちょっとブレンドとなにか出してやってくれないか?」
波児「…話の内容によるな。…今までおお泣きしてたようだが、お前の相棒は。」
銀次「ふぇ…ひっく…ひっく……」
蛮 「もう泣くな、銀次。俺が通訳しなければよかったな。悪かった。」
波児「(ちょっとヒいて)蛮…お前が謝るなんて…明日、槍が降るぞ。」
蛮 「仕方がねーだろ、波児、男のプライドばっきしへし折られたんだよ。」
波児「はぁ?」
蛮 「二人でさっきまでビラ配りしてたらよ、同じ金髪と思って銀次に外人が話しかけてきたんだよ。無論、英語で。」
波児「なるほど。…で?」
蛮 「銀次のヘルプサインききつけてやって来て…通訳してやったんだよ。…そうしたら…。」
波児「そうしたら?」
蛮 「銀次見ながら俺に「ジュニアハイスクール?」と聞いてきたんだ。銀次わかってないから…頷いちまった。」
波児「………」
蛮 「で、去った後に「ジュニアハイスクールってなに?」って聞いてきたから、思いっきり日本の学校制度にあてはめて答えちまったんだよ。」
波児「………つまり?」
蛮 「小学生だって答えちまったんだよ。」
銀次「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
波児「18歳で小学生か…。そら男としてのプライドへし折られるな。…お前は?」
蛮 「ああ、俺はちゃんとスキップして大学院生と言っておいた。あっちも頷いていたぜ。流石俺様。」
波児「…………同い年でここまで格差が出るとは………おい、銀次、座れ。」
銀次「ひぃっく…ひくひく…な゛に゛ ぼーる゛?」
波児「あー、まず鼻かめ。」
銀次「ずびーずびーずびずばー」
蛮 「うわ、きたねぇ。ちゃんとたため。…いや、その前に鼻の入り口拭け。」
銀次「うん…。はい。」
蛮 「おぅ…って、何で俺に手渡す。ババッちぃ。」
波児「ゴミ箱、そこ。」
銀次「あ゛り゛がどー。」
波児「蛮からきいた。お前の好きなナポリタン作ってやるから機嫌なおせ。」
銀次「うん……」
波児「ところで、その外人にお前と銀次、どう説明したんだ?」
蛮 「しかたがねーだろ?迷子になった子供探しに来たナニーだ。と言ってやった。」
波児「ナニーって…」
蛮 「そこで飛針のアンチャン並の寒いギャグ飛ばしたら店、潰す。日本語に訳したら、ベビーシッターだ。ま、少し語弊もあるが、それに近いな。」(←それでもかなり語弊ありすぎ(笑))
波児「なぁ、蛮。」
蛮 「へーへー、タレ銀次になってたらベビーシッターでも十分だろ?あの場ではなってなかったが。」
波児「…お前、相棒を…。」
蛮 「知識は小学生以下だと考えている(きっぱり)。だからナニーで十分。」
銀次「んぁ?なに?このコーヒーゼリーとケーキ。」
波児「いや、あまりに不憫で………いや、なんでもない。俺のおごりだ。食え。」
銀次「んあ。ありがとうなのです。」
むしゃむしゃ食べる銀次を見て、タバコ吸いながら勝馬(競馬新聞)を見ている蛮を見て、深い、深い、深いため息をつく波児。
銀次「どうしたの?波児。」
波児「いや、ちょっと人生の悲哀を。」
銀次「人生のヒワイなら蛮ちゃんで…」
げし。(右手でぐーで殴る!)
波児「おーい、DVナニー、仕事なくなるぞ。」
蛮 「いいんだよ、俺はこいつ専属のナニーだから。」
波児「はー、さいですかー。…はぁ。」
蛮 「おい、カミナリ小僧。」
銀次「なに?美堂くん?」
蛮 「お前が雷帝になったのと、二次性徴でたのはどっちが先か?」
銀次「にじせいちょう?」
蛮 「あーもー、保健体育の勉強もしろ!」
銀次「ほけんたいいく???」
蛮 「…………バカだ。こいつ、バカだ。」
蛮 「で、だ。質問は一つ。」
銀次「うん?」
蛮 「下の毛は黒いのか?」
銀次「…シモネタ?」
蛮 「おぅ、シモネタだ。気になるじゃねーか。上の毛は金髪なら下の毛も金髪かってな。」
銀次「…全て、雷帝のせいだ……」
蛮 「な、何でそこで怒る、カミナリ小僧。」
銀次「うっさいなぁ。しかたがないでしょう?雷帝が俺のDNAの塩基配列勝手に書き換えちゃったんだもん。」
蛮 「え、えーと…?」
銀次「えーえー、下もスネも脇も全て金色です。毛の色は一番最初に雷帝にいじられました。全く…脳の中までいじられたらこっちだって困るの。」
蛮 「あ、…あの?あまの…くん?」
銀次「色素は落としていくし、ヒゲをはやしにくくするし、新陳代謝をいじられた時は高熱だしたり低熱で動けなくなったり。…こんな経験ないから聞けるんだよねぇ、美堂くん?」
蛮 「……………」
銀次「ね、美堂クン♪(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
蛮 「オレガワルカッタデス…。」
銀次「わかればいいんです。」
HONKY TONKにて
波児「銀次、ヒマなら皿洗え。バイト代出すぞ。」
銀次「ホント!洗うあらう!」
波児「ほれ、このエプロンつけて…アースつけて…。」
銀次「ありがとう!波児。」
じゃぶじゃぶ…
銀次「猪木ぃかけてとー ちかーったひからー♪ すてきなーおもいでー のこしーてきーたーのにー♪」
波児「…………」
じゃぶじゃぶ…
銀次「あのとき~ 同じ馬場をみてー♪ うつくしーといったふたーりの こころーとこーころはー…」
波児「ちょっと待った銀次。その歌を教えたのは?」
銀次「んあ? 柾だよ。」
じゃぶじゃぶ…
波児(天子峰…疑って悪かったが…お前も悪い)。
じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ…きゅっきゅっきゅっ………
※「あの素晴らしい愛をもう一度」のメロディーでお願いします(笑)
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
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1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
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こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。
へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)
よろしくです~。