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蛮 「ちーっス。波児、俺はツケでいいけど、こいつのためにちょっとブレンドとなにか出してやってくれないか?」
波児「…話の内容によるな。…今までおお泣きしてたようだが、お前の相棒は。」
銀次「ふぇ…ひっく…ひっく……」
蛮 「もう泣くな、銀次。俺が通訳しなければよかったな。悪かった。」
波児「(ちょっとヒいて)蛮…お前が謝るなんて…明日、槍が降るぞ。」
蛮 「仕方がねーだろ、波児、男のプライドばっきしへし折られたんだよ。」
波児「はぁ?」
蛮 「二人でさっきまでビラ配りしてたらよ、同じ金髪と思って銀次に外人が話しかけてきたんだよ。無論、英語で。」
波児「なるほど。…で?」
蛮 「銀次のヘルプサインききつけてやって来て…通訳してやったんだよ。…そうしたら…。」
波児「そうしたら?」
蛮 「銀次見ながら俺に「ジュニアハイスクール?」と聞いてきたんだ。銀次わかってないから…頷いちまった。」
波児「………」
蛮 「で、去った後に「ジュニアハイスクールってなに?」って聞いてきたから、思いっきり日本の学校制度にあてはめて答えちまったんだよ。」
波児「………つまり?」
蛮 「小学生だって答えちまったんだよ。」
銀次「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
波児「18歳で小学生か…。そら男としてのプライドへし折られるな。…お前は?」
蛮 「ああ、俺はちゃんとスキップして大学院生と言っておいた。あっちも頷いていたぜ。流石俺様。」
波児「…………同い年でここまで格差が出るとは………おい、銀次、座れ。」
銀次「ひぃっく…ひくひく…な゛に゛ ぼーる゛?」
波児「あー、まず鼻かめ。」
銀次「ずびーずびーずびずばー」
蛮 「うわ、きたねぇ。ちゃんとたため。…いや、その前に鼻の入り口拭け。」
銀次「うん…。はい。」
蛮 「おぅ…って、何で俺に手渡す。ババッちぃ。」
波児「ゴミ箱、そこ。」
銀次「あ゛り゛がどー。」
波児「蛮からきいた。お前の好きなナポリタン作ってやるから機嫌なおせ。」
銀次「うん……」
波児「ところで、その外人にお前と銀次、どう説明したんだ?」
蛮 「しかたがねーだろ?迷子になった子供探しに来たナニーだ。と言ってやった。」
波児「ナニーって…」
蛮 「そこで飛針のアンチャン並の寒いギャグ飛ばしたら店、潰す。日本語に訳したら、ベビーシッターだ。ま、少し語弊もあるが、それに近いな。」(←それでもかなり語弊ありすぎ(笑))
波児「なぁ、蛮。」
蛮 「へーへー、タレ銀次になってたらベビーシッターでも十分だろ?あの場ではなってなかったが。」
波児「…お前、相棒を…。」
蛮 「知識は小学生以下だと考えている(きっぱり)。だからナニーで十分。」
銀次「んぁ?なに?このコーヒーゼリーとケーキ。」
波児「いや、あまりに不憫で………いや、なんでもない。俺のおごりだ。食え。」
銀次「んあ。ありがとうなのです。」
むしゃむしゃ食べる銀次を見て、タバコ吸いながら勝馬(競馬新聞)を見ている蛮を見て、深い、深い、深いため息をつく波児。
銀次「どうしたの?波児。」
波児「いや、ちょっと人生の悲哀を。」
銀次「人生のヒワイなら蛮ちゃんで…」
げし。(右手でぐーで殴る!)
波児「おーい、DVナニー、仕事なくなるぞ。」
蛮 「いいんだよ、俺はこいつ専属のナニーだから。」
波児「はー、さいですかー。…はぁ。」
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こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。
へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)
よろしくです~。