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銀次「ねーねー、雷ちゃん雷ちゃん!」
雷ちゃん「なんだ?銀次。」
銀次「お願いしても…いいかな?(もじもじ)」
雷ちゃん「何をだ?」
銀次「どうせ蛮ちゃんの体内はフツーの人なみの電気しかないから、俺がわけたげるけど…この人の頭にしてくれないかな?」
雷ちゃん「なになに?ああ、いいだろう。…って、何の髪型だ?これ?」
まく「リーゼントです。ハマの番長ですね。」
桃豚(なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!)
まり「うるさいわよ。」
銀次「?」
雷ちゃん「…まぁ、いいだろう。手順を教えてくれ。」
まく「…はい。まず………」
20分経過
雷ちゃん「どうだ?」
銀次「うわぁ、すごいすごい!キマッてるぅ♪」
桃豚(……………(泣))
士度「(笑いをかみ殺し)今回は同情してやる。」
花月「(腹筋を痛めながら)僕も。」
桃豚(てめぇらに同情されるなら……)
士度・花月『なら?』
桃豚(……雷帝を、いや、銀次を止めてくれ。)
士度・花月『無理だ(です)。』
ヘヴン(以下へぶ)「おはよー!なに?花月クンから話きいて来て見たけど…って………(雷ちゃんを指差し)蛮くん、なにそれ、イメチェン?ぶははははははははははははは!」
銀次「ひどいなぁ、ヘヴンさん、蛮ちゃんは今アレ。こっちにいるのは雷ちゃん。」
へぶ「アレ…ぶはははははははははは…」
桃豚(アレ言うな銀次。しかしチチすらもめねぇこの状況下どうよ…しかも俺が笑われているのか雷帝が笑われているのかわかんねーし。…笑うなー!ヘヴン!)
へぶ「アラほんと。この頭と声には覚えがあるわ。」
まり「私特製~♪」
へぶ「あ、お久しぶりです。マリーアさん。…で、今あのリーゼント蛮のほうは?」
まり「雷帝が入ってるから。」
へぶ「え゛。」
花月「発電機代わりに銀次さんを使うみたいですが、電気もちゃんと出せます。…「蛮くん」とか呼ぶと多分怒ると思いますんで「雷帝」と呼んでください。」
へぶ「ああ…は、はい。」
夏実「しかしまぁ。にぎやかですねー。」
レナ「にぎやかなのはいいことですねー。」
波児「…と言っているそばから、はい、コーヒー、あそこの三人組に。」
夏実・レナ『はーい!』
へぶ「あたしもブルマン」
まり「あ…ごめんなさい。注文忘れてたわ。ブレンド。」
銀次「俺ダッチコーヒー!」
波児「…なんか雷帝が客寄せパンダに見えている今日この頃………」
雷ちゃん「何か言ったか?」
波児「いえ…何にも。」
銀次「雷ちゃーん!次これやって!」
まく『七三分けです。』
雷ちゃん「分かった。銀次。少し電気貰うぞ。」
銀次「ぜんっぜんok!!」
七三、オールバック、ソバージュ、キューピーちゃん、夏実とレナとヘヴンによってたかってお下げ、あみあげ。とりあえず一通りをこなした後…。
夏実「(笑い顔のまま)すごいですねー。蛮さん…の体でこんなに楽しめるとは思いませんでした!」
レナ「あたしもです~!」
銀次「そんなに楽しいかなぁ…?どれもかっこよかったけど?」
雷ちゃん「…そうか?ならいい。」
桃豚(全然よくない。)
雷ちゃん「うるさい、だまれ。」
銀次「雷ちゃん、誰に言ってるの?」
雷ちゃん「…そこのパソコンのカリキュレーション・ノイズだ。」
銀次「そなんだ。雷ちゃんがうるさいと思うならうるさいんだね。マクベスー、少し静かにできる?」
まく「はい。…………どうですか?」
雷ちゃん「…(頷く)」
銀次「すごーい、マクベス!」
波児「…俺のパソコン……あー、ブルマン、ブレンド、できたぞ。」
夏実・レナ『はい!』
波児「…本当…に、蛮の中に雷帝が入っているの…か?」
雷帝「…(頷く)」
銀次「雷帝、ご飯さめちゃうよ!食べよう!」
雷帝「…食べ方は?」
銀次「そーだよね。じゃあ、食べさせてあげる。あーんv」
雷帝「…(無言で口を開け、咀嚼して、嚥下する)」
桃豚(うわー、俺のキャラじゃねぇ!)
波児「だから雷帝だろ?」
銀次「美味しい?雷帝?」
雷帝「(頷く)」
しばし朝食の風景…新婚風……… もだえる桃色ウニ頭ブタ
銀次「うーん。蛮ちゃんの中に雷帝が入ってるって、フシギだねぇ。」
雷帝「そう言われても…な。」
銀次「じゃあ、雷帝足す蛮ちゃん…で。」
一同、なぜか息を飲む。
銀次「雷ちゃん!」
夏実「あ、桃ブタさんが落ちた。」
波児「あまりのことに気絶したんだろ。そこに置いとけ。じき気がつく。」
夏実「はーい。」
まり「はーい、おはよー!どうやらうまくいったみたいね☆」
銀次「おはよーございまーす。マリーアさん。…ほら、雷ちゃんもご挨拶!」
雷ちゃん「…おはよう…ございます。」
まり「んまー、蛮の口からそんな綺麗な言葉が出てくるとは、母親代わりして最高の時!至福の時!」
銀次「でも…中にいるのは雷ちゃんですよ?」
まり「でもいいの!…雷ちゃん?」
銀次「そ。雷ちゃんです。雷帝が蛮ちゃんの中にいるから、足して引いてで雷ちゃん!」
まり「そうなのー。ぷぷ。よろしくね☆雷ちゃん。」
雷ちゃん「…その名前は銀次のみ許すことに…。」
まり「…分かったわ、雷帝。」
桃豚(マリーア、てめぇ、いい加減にしろ~ じたばたじたばた)
レナ「あ、足とか動くんですね。」
まり「基本的にゴムで作ってあるから。ほら(持ち上げて)、伸びるし(びよーん)、縮むし(むぎゅー)、なんと言っても!」
まり「手まり代わりに出来ます。ほーら、ポーンポーン♪」
波児「…容赦ねーな。」
花月「おはようございます。皆さん。」
士度「…ッス。」
笑師「おはよーございますぅ、皆さん~♪」
銀次「おはよー、カヅッちゃん、士度、笑師♪」
花月「おや、マリーアさんが持っている「それ」は…」
士度「…まさか…」
まり「まさかもまさか、蛮よ~♪」
花月、笑師、大爆笑。士度は後ろを向いてぷるぷると震えている。
士度「(…とくるっと振り向いて)…じゃあ、あの蛇ヤローの本体にいるのは?」
花月「気配で分かりませんか?雷帝ですよ。」
士度「…なんかお前に言われると悔しいな。」
笑師「まぁまぁ、そなにたったままで騒がないで。とりあえず座ってコーヒーの注文しまひょ?」
士度「…なんかこいつに言われるのも…」
花月「…腹立ちますね。」
笑師「まぁまぁ、そこの二人、怖い顔せぇへんで、ささ、と。」
無限トリオ、ボックス席へ。
笑師「ブレンド、三人前でお願いします~。」
波児「はいよ。」
銀次「あ、食後のコーヒー、アイスにする?ホットにする?雷ちゃん。」
無限トリオ『ぶっっ』
花月「ぎ、銀次さん…雷…ちゃん、ですか?」
銀次「え?何か悪い?」
士度「悪いことはない…が(ちらりと雷帝を見る)。」
笑師「……………やっぱり「雷帝」と呼ばせて頂きます(無限トリオ、全員頷く)。」
銀次「おかしーかなー?雷ちゃん?」
雷ちゃん「別に?銀次がどう呼んでくれようと、俺は俺だ。…だが。」
全員『だが?』
雷ちゃん「銀次が初めてこの男に「蛮ちゃん」と言った時の反応…良く分かったような気がする。」
桃豚(そーだろそーだろ。言われて初めて分かるだろ。)
雷ちゃん「だからと言って、貴様の諸行に全て唯々諾々と従っていいわけではない。…MAKUBEX」
PCが勝手にたちあがる。
まく『はい。おはようございます、雷帝』
波児「俺の仕事用…完全にのっとってるし…」
雷ちゃん「俺を通じて花月に頼んでおいたものは揃っているか?」
銀次「え?いつ?」
花月「銀次さんが昼間寝ているとき、少しだけ雷帝がお目覚めになったんですよ。…ほんの2~3分ですが。」
銀次「そなんだー。何頼んだの?雷ちゃん。」
まく『ら、雷ちゃん?(画像が少し歪む)』
雷ちゃん「揃っているか?」
まく『は…はい。揃ってます。…こちらの…データになります。』
全員、パソコンの前に移動。
笑師「うぁ…」
士度「ひでぇ…」
花月「ここまでとは…」
まく『ここ二十日ばかりの美堂クンが使用したお金です。』
雷ちゃん(銀次にみせないように周囲に目配せ。全員が頷く。)
夏実「オトナな使い方ですねー。」
レナ「すごいですねー。しかも使いっぱなし。」
頷いていないのがいた!
まり「蛮、このお金は誰のものですか?」
桃豚(ああン?誰のモノって、俺のモノ…)
まり「誰のモノ、で、す、か(びよよよよよーーーーんと引っ張る)」
伸び桃豚(どわわわわわ。…ハイ。オレトギンジクンノモノデス。)
まり「分かればよろしい。」
銀次「ねー雷ちゃん。」
雷ちゃん「何だ?銀次。」
銀次「あのピンクのブタさん、何か話しているの?」
まり(雷帝、銀ちゃんには蛮の声が聞こえないようにしてあるの。)
雷ちゃん(…分かった)…さぁ、世迷言でもぬかしてるんじゃないか?」
伸び桃豚(ぬぁんだとぉぉぉぉぉぉぉ!)
まり(両手を同時に離す)
ぴっちーーーーーーーーーん! ぼてっ、ぼてぼてぼて、ぼて。
落ち桃豚(いってーーーーー!)
銀次「…面白そう。」
雷ちゃん「やめておけ。夜中にウニの幽霊がでてきても守らないぞ。」
銀次「やめてよ~(半泣き)。雷ちゃんのいじわるー!」
雷ちゃん「大丈夫。俺が守るから。」
落ち桃豚(俺は一体………)
銀次「おはよー。波児!朝ごはんくれない?」
蛮 「…ス。ツケで。」
波児「あいよ…って、蛮、髪の毛下がってるじゃねーか。雨降ってる?」
蛮 「ちげーよ。…昨日の夜から探してみたんだけどみつからねーんだよ!」
夏実・レナ『おはよーございまーす♪』
銀次「あ、そか。今日は土曜日だから休みなんだ…ったっけ?」
レナ「そうですよぉ。学校はお休み♪サイコーです。ね、先輩。」
夏実「うん。サイコー☆」
蛮 「波児、おめぇンとこの娘っ子はなんでこんなにハイテンションなんだ?朝っぱらから。」
波児「いいお日柄だからじゃねーか?」
蛮 「天気がいいから…ついでに、銀次!」
銀次「んあ?」
蛮 「なんで俺様の指定席に座ってんだよ!このタコ!」
銀次「ウニでもない蛮ちゃんになーんも言われたくありませーん。」
蛮 「ぐぬぬぬぬ…そこになおれ、成敗してやる!」
夏実「まぁまぁ、蛮さん。」
レナ「ね、銀次さん。」
銀次「レナちゃん、ありがとー!」
夏実「よし。と。」
蛮 「なんだ?それ。」
夏実「まだヒミツです。」
レナ「でもすぐにわかりまーす!ね。」
夏実「そそ。」
蛮 「…なんだ?この構図は…?」
銀次「俺の隣に夏実ちゃんとレナちゃん。その隣に蛮ちゃん、そしてその隣に紙に包まれた…ナゾの物体。」
蛮 「嬉しい説明ありがとよ。…で?」
夏実「『恋をした少女は♪』」
レナ「『一度だけ 魔法が使える』…ってワケじゃないんです♪」
夏実・レナ『ねーv』
夏実「というわけで、いきます。」
レナ「がんばります。」
銀次「わー!頑張れ!」
蛮 「ケッ …どんな魔法なんだか。」
夏実「(息を大きく吸って)…いきます。『じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ…』」
呪文じゃないし。落語だし。
レナ「『…かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ…』」
夏実「『…くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ…』」
レナ「『…ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん…』」
夏実「『…しゅーりんがんのぐーりんだい…』」
レナ「『…ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなー…の…』」
夏実・レナ「『ちょうきゅうめいのちょうすけ!』」
銀次「すごーい(拍手)。夏実ちゃん、レナちゃん、良く覚えたねー。」
夏実「「春はあけぼの」とおんなじくらい難しかったわ。」
レナ「こんなに長い日本語は初めてです~。」
三人『…で、蛮ちゃんは?』
? (こらー!夏実!レナ!マリーアの手を借りただろ!まったくあのババアはしょうがねークソババアだ。)
三人『成功!』
銀次「夏実ちゃん、鏡。…ぷぷっ、見せてあげようよ、今の蛮ちゃんの姿!」
夏実「銀次さんも人が悪いですねー。はい。蛮さん、今の姿です。」
? (こ…これは………)
レナ「マリーアさん特製、ピンクのブタちゃん、ウニ頭バージョンです!」
?(以下桃豚)(なんなんだ!そのキャラクター選択は!「CR信長の野望」のキャラ選択を間違えたよーな感じじゃねーか!)
波児「ほい、銀次…と、蛮の中に入ってるの。朝食だ!」
銀次「わーい!ありがと!波児。」
蛮?「………」
銀次「そっか、そだよねー。初めてこんないい食べ物目の前にするもんね☆雷帝。」
蛮in雷帝「(頷く)」
銀次と雷帝を除く全員『雷帝ぃぃぃぃぃ?』
まり「はぁ~い☆皆、元気してたぁ?」
銀次「(タレ/人形化 右手をあげる。)」
まり「うーん、銀ちゃん、そこまで怒りをためているのね。チチンプイプイのプイ♪」
銀次「(タレ/まだ縮小)んあ?マリーアさん、こんにちは。」
まり「こんにちは、銀次クン☆そしてお二人方。」
夏実・レナ『こんにちは~』
波児「おいおい…何か女性が元気だなぁ。」
まり「あら、波児、この娘たちと私が一緒に今回の「お楽しみ♪」の引き金をひくのよ☆」
波児「は?(タバコぽろり)」
まり「そーなのよ、ねー。」
夏実・レナ『ねー。』
波児「ちょ、ちょっと待って、あの。はの。まの。」
女性陣『なんでーすかー?』
波児「……………ナンデモアリマセン。ツヅケテドウゾ。」
銀次「(タレ)→(変換中)→(激タレ)」
まり「…で、こっちの準備は整ったわ。ほら、もしものための予防策も考えてあるし…うふふ♪」
夏実「すごいですねー。」
レナ「かっわいい~☆」
銀次「(激タレ)んあ~」
まり「銀ちゃん、ちょっとリアルモードになってくれる?」
銀次「(激タレ)んあ~(変換中/タレ→中間→リアル)なんですかー?」
まり「流石に激タレだと時間かかるのね。」
銀次「送っておいたものを取り戻すのにはちょっと面倒くさいんです。」
まり「そうなの~。で、蛮、昨日は…」
バリバリバリバリバリバリ
まり「…負けたのね。ごめんね、銀ちゃん。もう漏電のレベルじゃないわね。はい、せめてものお詫び。」
銀次「んあ?…あ゛。鼻ケーブル…アース?マリーアさん、どうやったの?」
まり「ん?聞きたい?」
銀次「そう言われると聞きたくなくなるような気がしますが…聞きたいです。」
まり「好奇心旺盛なことは良いことよ~♪Chu♪」
銀次「きゃっ///」
まり「かーわいー♪アースというか、アース代わりにそこにあった糸にくくりつけたんだけど。」
!
波児「(ぽそっ)たぶんいると思うが…そこらへんにいるネズミくん。」
鼠 「チュー」
波児「(ぽそぽそっ)お前の主にここに来るようにと…そこら辺で黒こげになっている花月くんがいると思うから、見てやってくれないか?」
鼠 「ちゅーちゅー(ダッシュで走り去る)」
銀次「? ん?どったん?波児。」
波児「いや、人生の悲哀について…」
まり「銀ちゃん?」
銀次「?」
まり「人生のヒワイについては私がちゃーんと教えてア・ゲ・ル(はぁと)」
銀次「いいですいいです。ん゛あ゛。鼻血…あ。」
バリバリバリバリ
銀次「鼻血で漏電…悲しいです。」
士度「(息せき切って)どうした?銀次。」
波児「はやっ。」
銀次「んあ?鼻血と漏電の悲しさにタソガれてたの…。」
士度「? ?」
まり「あら、あなたが士度クン?はじめまして。うちの蛮がお世話になっております(ふかぶか)」
士度「いえ、本当に(ぺこり)……って、母親?」
銀次「ううん。天子峰さんの女の人バージョン、蛮ちゃん編。」
士度「………(しばし黙考)………あの蛇ヤ…美堂蛮の育ての母親か?」
まり「そうです。蛇とでもミミズとでも言ってやって…あ、いや。」
一同「?」
まり「ミミズはダメだわ。…雌雄は分かれてるから。とりあえず蛮は雄だから。」
波児「なるほど…。あのナリで男になったり女になったりするのはちょっとゴメンだな。」
士度「同感。」
銀次「ヘビースモーカーでパチンコで負けまくって(パチパチ)、波児へのツケはたまるいっぽう(バチバチ)。それを無視して俺は置いていって(バチビシバチビシ)ツケをこれ以上増やさないようにしてるのにー(バシーン!)
波児「おいぃぃぃぃ!」
雷帝「………」
士度「…ブレーカーというか…なんというか………」
まり「はじめまして、雷帝。蛮があまりにも酷すぎて、銀ちゃんバーストしちゃったのね。ごめんなさいね。」
雷帝「…(ぷいっ)」
まり「お詫びに…銀ちゃんのぶんのツケは払わせてもらうわ。…というか、払わせて。」
雷帝「…それをやると、銀次が悲しむから、いい。」
まり「……そうなの?」
雷帝「(頷く)」
まり「本当にいいコね、銀ちゃんは…。じゃあ、今日、蛮が負けて帰ってきたら…徹底的に…」
雷帝「それも止められている。」
まり「あら。」
波児「意外だな。」
花月「…………どうも……………………」
波児「………大丈夫だったか?」
花月「とりあえず、黒こげにはなりませんでしたよ。フラフラですが。」
波児「フラフラだけですむ所が無限城育ちというかなんつーか…。」
まり「あら、あれあなたの糸だった?ごめんなさい。」
花月「いえ、一瞬で結わかれたので僕も対処ができませんでした。未熟者です。」
まり「そう言われると…。ま、いいや。じゃあ、この面子が集まったならいいわね。」
一同、頷く。
まり「始まりは蛮が「負けた。」と言った次の日の朝から決行。でいいかしら?」
全員、頷く。
花月「…って、雷帝になってません?士度?」
士度「今頃気づいたのか?…本当に未熟者だな…(ため息)。」
花月「(無視)お久しぶりです。戦い以外で出てこないあなたを見るのは久しぶりです。」
雷帝「………」
花月「色々とお話したいことはありますが…申し訳ありません。銀次さんと交代お願いできますか?」
雷帝「…今、拗ねている。」
花月「はぁ。…では落ち着かれたら決行の話とかしてあげてください。」
雷帝「もとよりそのつもりだ。」
花月「ありがとうございます。それでは僕は無限城へ行かないといけないので。…準備がありますので。…あ、そうだ。マスター。」
波児「なんだ?」
花月「MAKUBEXがあなたのパソコンにカメラとマイクをつけたいと言って…今日もう持ってきたのですが。」
波児「…断ったら?」
花月「多分、全ての部屋に隠しカメラとマイクが…」
波児「……………分かった。セットしておく。」
花月「ありがとうございます。…では。」
士度「俺も帰るか。雷帝。楽しみにしてるぞ。」
まり「じゃあ、私ももどろっかな?…の前に。ブルマンとブレンド一つずつ♪」
波児「はいな。」
まり「花月ちゃんじゃないけど、雷帝と一度お話してみたかったの。銀ちゃんはいつも「スキスキ光線」発生させてるから、いつもいて、第三者的な言葉を聞いてみたかったのよ。…蛮はどう?」
雷帝「……今、銀次が拗ねている。」
まり「………そういうことね(ため息)。ほんっとうにうちのバカ息子がお世話になってるわ。」
雷帝「銀次から随時「お願い」されていなかったら…一週間前には出ていた。」
まり「………」
雷帝「………」
まり「徹底的にやるから。それに…」
雷帝「………」
まり「あなたも楽しみでしょ?」
雷帝「………」
まり「さて、そろそろ蛮が戻ってくる時間ね。私の気配を察知してここに近寄らない可能性があるわ。…雷帝。」
雷帝「…?」
まり「作戦実行まで、銀ちゃんに戻ってもらって。これは私からのお願い。聞いてもらえないかしら?」
雷帝「………いいだろう。かなり信頼しているらしいから。では一度眠る。」
まり「おやすみなさい。」
波児「帰るのか?」
まり「ええ。本当にそろそろ帰らないと…。雷帝は多分銀ちゃんを説得しているはずだから、そっとしておいてあげてね。」
波児「無論だ。あれと蛮が顔つき合わせたらこの店は間違いなく潰れる。というか影も形もなくなる。」
まり「それもそうね(苦笑)。それじゃ、また。」
波児「ありがとうございました。」
銀次「………(変換中)」
波児「お。」
銀次「(タレ)んあ?マリーアさんは?」
波児「帰ったぞ。」
蛮 「帰ったぞ…。」
銀次「(タレ)おかえり。蛮ちゃん。」
蛮 「…タレでそんな目つきするなや、なぁ、銀次。」
銀次「(タレ)まけましたね?」
蛮 「3箱出したんだけどなぁ…」
銀次「(タレ)負けました、ね?」
蛮 「………ハイ。」
波児「電撃禁止。」
銀次「(タレ)オレはこのすがたではそこまででんげきだせませーん♪」
蛮 「波児、何かメシ。ツケで。」
銀次「(タレ)→(変換中)→(激タレ)」
波児「おい、蛮。」
蛮 「なんだよ!負けが続いてイライラしてんだよ!」
波児「いい加減…いや、いい。とりあえず、負けたんだな。」
蛮 「うっせー。そんなに負けた負けたいうんじゃねーよ。サンポール!」
波児「ま、俺としてはツケを返してくれれば何ともいわねーけど。」
蛮 「そのうちな。」
波児「その前にいい加減しておかねーと、痛いしっぺ返しがくるぜ?」
蛮 「るせー。」
銀次「(激タレ)んあー。」
士度「よぉ、銀次。…ってタレてる…。」
銀次「(タレ)ん~(変換中)ぁ~(リアル)、士度なら平気♪士度~。おひさだね~。」
士度「そうだな。 …マスター、ブレンド。銀次にも。」
波児「あいよ。」
銀次「士度いいよぉ、蛮ちゃんに……たまにはいいや。」
波児・士度「…………………………」
士度「(ぽそっ)かなりキてるな?」
波児「(ぽそっ)そりゃあ、もう。あと持って二日ってところだろう。」
士度「(ぽそっ)了解した。無限城関係連中はてぐすねひいて待っているらしい。…というか、花月に盗聴されてるから。」
波児「…マジかよ…。」
銀次「どったん?」
波児「なんでもないさ…ほれ、ブレンド二つ。」
銀次「ありがとー。士度、波児。」
士度「いや。礼はいい。それはそうと、銀次。」
銀次「んあ?」
士度「あの蛇ヤローのウニ、車ン中でやってんのか?」
銀次「蛇のウニ…あ、蛮ちゃんか。ううん。車から降りて、公衆便所でやってる。朝は賑わうんだよ女子便所。ホームレスのおっちゃんたちで。だから蛮ちゃん男子便所でぶーぶー言いながらやってる。」
士度「…普通、逆じゃないか?」
銀次「ううん、夜中から朝の男の公衆便所はそれはもう、恐ろしい所になるから臭くてくさくて…だから、朝の歯磨きとか、体拭くのとかは女子便所で…って、士度も波児もなに目を点にしてんのさ!生活の知恵、暮らしの得だよ!」
波児「…お前ら、凄まじい生活してんのな………。」
士度「…全くもって、同感だ。」
銀次「でも、蛮ちゃんいるからダイジョーブだよ。……………ここんとこちょっと頭にきてるけど……」
士度「銀次、漏電してる!漏電!お前には漏電遮断器がないんだから!」
銀次「(タレ)ブレーカーかわりはあるもん。」
士度「…………………確かに。」
銀次「(タレ)で、士度、なんでそんなこときくの?」
士度「あ、ああ。仲間にウニの素をとってきてもらうから。」
銀次「(タレ)うにのもと…ああ、せいはつりょうだ。せいはつりょうもってないと、蛮ちゃんウニじゃなくなる…って、どうするの?」
士度「考えてみろ。おい、ちょっと耳かせ。」
銀次「(タレ)かしたらここからおちます。」
士度「……(無言でタレ銀次を抱き上げ膝にのせ)あれ?耳は?」
銀次「(タレ)ここです。」
士度「あ、本当だ。…こそこそこそこそこそ…」
銀次「…?こそこそこそこそ?」
士度「(頷いて)こそこそこそ。」
銀次「わかりましたのです!蛮ちゃんのせーはつざいはまいばんこっそりおれのざせきのちかくにおいておくのです!」
士度「よし。なら…(タレ銀次をもとの場所に戻す)聞いてるだろ?そっちもすすめとけ。」
銀次「だれにはなしかけてんの?」
士度「銀次は知らなくていい世界の話だ。」
波児「ああ、できることなら俺も知らない世界だったほうがどれだけ嬉しかったか(よよよ…)」
銀次「んあ?どったん?波児。ヤケド?」
波児「ああ、ちょっと人生の悲哀について。」
銀次「じんせいのひわいについてですね。蛮ちゃんがよーくしってそうです。」
士度「確かに。隅から隅まで知ってそうだな、アレは。」
銀次「チチのもみかたにもレベルがあるそうです。」
士度「ヤツの考えそうなことだ。」
銀次「そーなんです。この間なんか…」
波児「(しまった…誰か、誰か止めてくれぇぇぇぇぇぇ)」
暗転
花月「どこに連れて行きましょう♪楽しみですよ。」
まく「いいなぁ、おみやげお願いしてもいい?」
花月「はとサブレ?東京ばな奈「みぃつけた?」?」
まく「せめて崎陽軒の「ジェットシウマイ」くらいにしてよ。」
花月「横浜ですか…彼らは電車に乗ることができるんでしょうか…?」
まく「さぁ、どうなんだろう。」
二人『…………………』
花月「まぁ、そういう時は、僕が手取り足取り。」
まく「このブログは18禁にはしないそーな。」
花月「ちっ」
まく「絃の花月ともあろう人が舌打ちだなんて…。」
朔羅「MAKUBEX、ああ、どうしましょう。」
まく「どうしたんです?」
朔羅「やっぱりペアルックを注文して、彼らに着させましょうかしら。それとも長いマフラー二人で一つ?今ショッピングサイトを検索してるんです。」
十兵衛(以下十兵)「姉者…。」
朔羅「ン、もう、十兵衛ったら目が見えない上にコーディネートは全くダメだから。」
まく「…朔羅、それ多分逆だし、どのみち十兵衛には無理だから。」
花月「確かに。」
笑師「ならワイが見ましょか?」
朔羅「ダメです。あなたがもうすでにハンズでハリセンと半被とその他もろもろ買っているのは知ってますから。」
笑師「なんでそれを…(がくっ)」
朔羅「あなたが私に勝つなんて100万年早いのよ。」
花月「…ねぇ、十兵衛。」
十兵「…きかないでくれ。何もきかないでくれ。」
まく「朔羅…(ごにょごにょごにょ…)」
朔羅「あ、忘れてました。そうなんですよね。でも…なんかいいかも。」
まく「へ?(目が点)」
朔羅「うーん、どうしましょうかしら。」
鏡 「どうしました?コーディネイトなら僕におまかせを(きらーん☆)。」
朔羅「うーん。鏡さんなら確かに服選びにはあっているかもしれませんが、私の考えているベクトルではないのは確かなので、遠慮しておきますわ。ありがとうございます。」
花月「ねぇ、じゅ…」
十兵「…言わないでくれ!聞かないでくれ!友として。頼む。」
まく「あーあ、十兵衛、心で泣いてる。」
笑師「あの人はもう何か、どこかで全てを間違えているのかもしれまへん。…あ、MAKUBEX、そのサイト。」
まく「?」
笑師「今通信媒体のある無限城の奴らの流行モンです。…これをプレゼント…」
まく「五本指の靴下は視覚的暴力だとおもう。特に銀次さんは!」
笑師「…通気性抜群、水虫にもならない、一度使ったら病み付きになるそうなんですがねー。」
まく「………ぼくが買おうかなー。」
笑師「やっぱそうきましたか!ほならワイの分もよろしくたのんます(ぶいv)」
まく「ぼくのお金…?2時間で1割だけど?」
笑師「最初に自分で払います~」
まく「なら送料もよろしくね♪」
笑師「…その歳でえげつな…」
まく「なんか言った?」
笑師「イイエ、ナンデモアリマセン」
またまた暗転。でも一言。
「あー、また負けちまった。」
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こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。
へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)
よろしくです~。