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まく「銀次さん!また赤い妖精見せてください!用意はできてます。」
銀次「マクベスも好きだね。用意するの大変じゃなかった?」
まく「いーえ!部屋の窒素濃度のと、中間圏の状態を作りあげるくらい、朝飯前です。」
銀次「…ま、いいか。いい?はじめるよ。」
まく「はいっ!」
まく「こんな地上で赤い妖精…レッドスプライトを作り出せるのは「雷帝」である銀次さんだけなんでしょうねぇ。」
笑師「なんや、MAKUBEX、こんなところで雷帝ハンで遊んでたんか?」
まく「その言葉、そのまま雷帝が現れたとき、言っておきます。」
笑師「やーめーてー。…で、なにやってん?」
まく「銀次さんに頼んで雷雲が発生してる中間圏の状態下で、「レッドスプライト」を発生してもらってるんです。」
笑師「えーっとレッドは赤。スプラウトって…?」
まく「スプラウトはブロッコリーなどの小さい葉の時の総称です。ボクが言っているのは「スプライト」。「妖精」のことです。中間圏の放電は窒素の色が多くでるので赤い上に…ほら。」
笑師「ほー、あっちにぴかり、こっちにぴかり。真横に走る赤い雷なんてあるんやな。…せや。銀次はーん。」
銀次「なに?」
笑師「赤いんでしたら三倍の速さでできまへんかー?」
銀次「? やったことないから分からないけど、何で?」
笑師「そら、「赤い○○」なら必ず三倍の速さで動けるんですー。そーゆー決まりなんですー。」
銀次「へー。…ねぇ、マクベス。」
まく「何です?銀次さん。」
銀次「『鮮血』って赤だよね。」
まく「はい。そうですよ。」
銀次「なら笑師も三倍の速さで行動できるんだー。すごいなー。」
笑師「いや…そ…それは…」
まく「そうなんですよね、笑師。」
笑師「…今度…お見せします。」
ン年後……
銀次「うっわー、本当に笑師、三倍の速さで走ってる!さすが「まっかっかのジョーカー」だねーv」
蛮 「はァ?テメー何いってんだ?」
銀次「赤い○○ってついてる名前のモノって三倍早く動けるんだってー。ホントだったんだねー。」
蛮 「(ため息)またお前の育て親か?」
銀次「ううん。笑師本人~♪」
蛮 「ケッ 自分で自分の首絞めてどーすんだってーの。」
銀次「なんか言った?蛮ちゃん。」
蛮 「いんや、なんとも。」
まく「(画面越し)…良く覚えてましたね、銀次さん…」
無限城 オニゴッコ大会でのヒトコマ。
蛮 「ちーっス。波児、俺はツケでいいけど、こいつのためにちょっとブレンドとなにか出してやってくれないか?」
波児「…話の内容によるな。…今までおお泣きしてたようだが、お前の相棒は。」
銀次「ふぇ…ひっく…ひっく……」
蛮 「もう泣くな、銀次。俺が通訳しなければよかったな。悪かった。」
波児「(ちょっとヒいて)蛮…お前が謝るなんて…明日、槍が降るぞ。」
蛮 「仕方がねーだろ、波児、男のプライドばっきしへし折られたんだよ。」
波児「はぁ?」
蛮 「二人でさっきまでビラ配りしてたらよ、同じ金髪と思って銀次に外人が話しかけてきたんだよ。無論、英語で。」
波児「なるほど。…で?」
蛮 「銀次のヘルプサインききつけてやって来て…通訳してやったんだよ。…そうしたら…。」
波児「そうしたら?」
蛮 「銀次見ながら俺に「ジュニアハイスクール?」と聞いてきたんだ。銀次わかってないから…頷いちまった。」
波児「………」
蛮 「で、去った後に「ジュニアハイスクールってなに?」って聞いてきたから、思いっきり日本の学校制度にあてはめて答えちまったんだよ。」
波児「………つまり?」
蛮 「小学生だって答えちまったんだよ。」
銀次「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(号泣)」
波児「18歳で小学生か…。そら男としてのプライドへし折られるな。…お前は?」
蛮 「ああ、俺はちゃんとスキップして大学院生と言っておいた。あっちも頷いていたぜ。流石俺様。」
波児「…………同い年でここまで格差が出るとは………おい、銀次、座れ。」
銀次「ひぃっく…ひくひく…な゛に゛ ぼーる゛?」
波児「あー、まず鼻かめ。」
銀次「ずびーずびーずびずばー」
蛮 「うわ、きたねぇ。ちゃんとたため。…いや、その前に鼻の入り口拭け。」
銀次「うん…。はい。」
蛮 「おぅ…って、何で俺に手渡す。ババッちぃ。」
波児「ゴミ箱、そこ。」
銀次「あ゛り゛がどー。」
波児「蛮からきいた。お前の好きなナポリタン作ってやるから機嫌なおせ。」
銀次「うん……」
波児「ところで、その外人にお前と銀次、どう説明したんだ?」
蛮 「しかたがねーだろ?迷子になった子供探しに来たナニーだ。と言ってやった。」
波児「ナニーって…」
蛮 「そこで飛針のアンチャン並の寒いギャグ飛ばしたら店、潰す。日本語に訳したら、ベビーシッターだ。ま、少し語弊もあるが、それに近いな。」(←それでもかなり語弊ありすぎ(笑))
波児「なぁ、蛮。」
蛮 「へーへー、タレ銀次になってたらベビーシッターでも十分だろ?あの場ではなってなかったが。」
波児「…お前、相棒を…。」
蛮 「知識は小学生以下だと考えている(きっぱり)。だからナニーで十分。」
銀次「んぁ?なに?このコーヒーゼリーとケーキ。」
波児「いや、あまりに不憫で………いや、なんでもない。俺のおごりだ。食え。」
銀次「んあ。ありがとうなのです。」
むしゃむしゃ食べる銀次を見て、タバコ吸いながら勝馬(競馬新聞)を見ている蛮を見て、深い、深い、深いため息をつく波児。
銀次「どうしたの?波児。」
波児「いや、ちょっと人生の悲哀を。」
銀次「人生のヒワイなら蛮ちゃんで…」
げし。(右手でぐーで殴る!)
波児「おーい、DVナニー、仕事なくなるぞ。」
蛮 「いいんだよ、俺はこいつ専属のナニーだから。」
波児「はー、さいですかー。…はぁ。」
蛮 「おい、カミナリ小僧。」
銀次「なに?美堂くん?」
蛮 「お前が雷帝になったのと、二次性徴でたのはどっちが先か?」
銀次「にじせいちょう?」
蛮 「あーもー、保健体育の勉強もしろ!」
銀次「ほけんたいいく???」
蛮 「…………バカだ。こいつ、バカだ。」
蛮 「で、だ。質問は一つ。」
銀次「うん?」
蛮 「下の毛は黒いのか?」
銀次「…シモネタ?」
蛮 「おぅ、シモネタだ。気になるじゃねーか。上の毛は金髪なら下の毛も金髪かってな。」
銀次「…全て、雷帝のせいだ……」
蛮 「な、何でそこで怒る、カミナリ小僧。」
銀次「うっさいなぁ。しかたがないでしょう?雷帝が俺のDNAの塩基配列勝手に書き換えちゃったんだもん。」
蛮 「え、えーと…?」
銀次「えーえー、下もスネも脇も全て金色です。毛の色は一番最初に雷帝にいじられました。全く…脳の中までいじられたらこっちだって困るの。」
蛮 「あ、…あの?あまの…くん?」
銀次「色素は落としていくし、ヒゲをはやしにくくするし、新陳代謝をいじられた時は高熱だしたり低熱で動けなくなったり。…こんな経験ないから聞けるんだよねぇ、美堂くん?」
蛮 「……………」
銀次「ね、美堂クン♪(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
蛮 「オレガワルカッタデス…。」
銀次「わかればいいんです。」
HONKY TONKにて
波児「銀次、ヒマなら皿洗え。バイト代出すぞ。」
銀次「ホント!洗うあらう!」
波児「ほれ、このエプロンつけて…アースつけて…。」
銀次「ありがとう!波児。」
じゃぶじゃぶ…
銀次「猪木ぃかけてとー ちかーったひからー♪ すてきなーおもいでー のこしーてきーたーのにー♪」
波児「…………」
じゃぶじゃぶ…
銀次「あのとき~ 同じ馬場をみてー♪ うつくしーといったふたーりの こころーとこーころはー…」
波児「ちょっと待った銀次。その歌を教えたのは?」
銀次「んあ? 柾だよ。」
じゃぶじゃぶ…
波児(天子峰…疑って悪かったが…お前も悪い)。
じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ…きゅっきゅっきゅっ………
※「あの素晴らしい愛をもう一度」のメロディーでお願いします(笑)
HONKY TONKにて。
銀次「そういえば、そろそろマクベスから「ろくさん」のお願いがくるころだねー、カヅっちゃん。」
花月「おや、もうそんな時期ですか。」
蛮 「なんだ?その「ろくさん」とやらは?人間か?」
銀次「ちがうよー、くりすますとかいう日にプレゼントくれる人だよー。」
蛮 「それはサン…むぐっ」
花月「美堂くん、ちょっとこっちへ…」
蛮 「なんだ?こんな端っこの席でひそひそ話なんざ…。」
花月「仕方が無いんです。銀次さんのためにも。」
蛮 「なんでこんなところに銀次がでてくる?」
花月「あの人はMAKUBEXに「サンタクロース」としてプレゼントをあげるのを楽しみにしているんです。」
蛮 「なーる。名前はともかくとして、な。」
花月「MAKUBEXの「お願い」も銀次さんにしかできないようなことでしたし。」
蛮 「…例えば?」
花月「…ミクロ単位の溶接とか…」
蛮 「NASAかい!スペースシャトルでも飛ばすんかい!」
花月「金属ゲルマニウムの繊維を作って、朔羅が織って、肩掛けにしたこともあります。石炭からどうやってゲルマニウムを取り出してきたか、またどうやって繊維状にしたかは未だに謎です。」
蛮 「…あの歳で肩こりかい…そして昔からデタラメ野郎だったんだな。」
花月「…MAKUBEXは昔からあまりわがままを言わないんですが、銀次さんだけには少しだけわがままを言っていたんですよ。」
蛮 「それがこの「ろくさん」か?」
花月「そういうことになります。」
銀次「蛮ちゃーん、カヅっちゃーん!マクベスから「ろくさんのお願い」がきたー。」
花月「今年はなんですか?」
銀次「東地区のところに誰かがアルミナとレア・メタル?を大量に置いてったんだって。だから、それの分別~♪」
蛮 「おい、おまっ、それっ…」
花月「(小声で)同じようなことは何度もやってます。」
銀次「今年はらくしょー♪500キロ程度だったら3時間でできるな☆」
蛮 「(口ぱくぱく)…………………な、なぁ、ぎ、ぎ、銀次?」
銀次「なぁに?蛮ちゃん。」
蛮 「アルミナ…アルミニウムの原料と、レア・メタル。どうやって分けるんだ?」
銀次「え?高圧電流流して溶かすんだよ。あとは重くなったり軽くなったりしたやつからでてくるむあーんとした感じを受け取って、分けていくの。で、冷やして、おしまい。」
蛮 「……………おい、糸巻き、通訳できるか?」
花月「簡単です。高圧電流といっても高熱をだして、ごちゃごちゃになっている金属を一旦全部溶かします。それから比率か何かで落ちてくるレア・メタルから出てくる放射線を身体で感じて分けていく。というところでしょうか。放射線がキツいのもあるらしく、銀次さんは絶対に作業中は近くを立ち入り禁止にしたり、敵が現れた時、プルトニウムを細かくしたものを一緒に電撃で流してたりしてましたし。ああ、あとできちんと分解してました。方法は分かりません。」
蛮 「………あれ、放射線被爆しないのか?」
花月「放射線も一種の電波ですよ。「電」がつくものであの人に操れないものはありません。本人、気づいてないようですが。」
蛮 「…第3次世界大戦が起きても生き残るな。あいつ…。…で。」
花月「はい?」
蛮 「なんで「ろくさん」なんだ?」
花月「それが……銀次さんの育ての親から教わったそうで…考えてみると、簡単なんですがね。」
蛮 「?」
花月「さんたさん…さんたすさん…で、「ろく」。で、敬称つけて「ろくさん。」銀次さんは今でもそう覚えています。」
蛮 「また天子峰かよ………あのバカアホ育ての親。」
花月「まぁ、そう言わずに。MAKUBEXは置いといて、かわいいじゃありませんか?「俺がマクベスの「ろくさん」になる。って言ったんですから。」
蛮 「はぁ…底抜けのお人よしめ。」
花月「だからこそ、皆集まったんですよ。彼のもとへ。」
銀次「んじゃ、ちょっとどれだけのモノか見てくるね♪蛮ちゃん、あとで連絡いれる~♪」
蛮 「お、おお。」
銀次「それじゃあ、いってきまーす!」
蛮 「……もしかして、雷帝と呼ばれたあいつ…結構パシリ?」
花月「あなたがやっていることと一緒にしないでください。」
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こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。
へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)
よろしくです~。