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銀次「おはよー。波児!朝ごはんくれない?」
蛮 「…ス。ツケで。」
波児「あいよ…って、蛮、髪の毛下がってるじゃねーか。雨降ってる?」
蛮 「ちげーよ。…昨日の夜から探してみたんだけどみつからねーんだよ!」
夏実・レナ『おはよーございまーす♪』
銀次「あ、そか。今日は土曜日だから休みなんだ…ったっけ?」
レナ「そうですよぉ。学校はお休み♪サイコーです。ね、先輩。」
夏実「うん。サイコー☆」
蛮 「波児、おめぇンとこの娘っ子はなんでこんなにハイテンションなんだ?朝っぱらから。」
波児「いいお日柄だからじゃねーか?」
蛮 「天気がいいから…ついでに、銀次!」
銀次「んあ?」
蛮 「なんで俺様の指定席に座ってんだよ!このタコ!」
銀次「ウニでもない蛮ちゃんになーんも言われたくありませーん。」
蛮 「ぐぬぬぬぬ…そこになおれ、成敗してやる!」
夏実「まぁまぁ、蛮さん。」
レナ「ね、銀次さん。」
銀次「レナちゃん、ありがとー!」
夏実「よし。と。」
蛮 「なんだ?それ。」
夏実「まだヒミツです。」
レナ「でもすぐにわかりまーす!ね。」
夏実「そそ。」
蛮 「…なんだ?この構図は…?」
銀次「俺の隣に夏実ちゃんとレナちゃん。その隣に蛮ちゃん、そしてその隣に紙に包まれた…ナゾの物体。」
蛮 「嬉しい説明ありがとよ。…で?」
夏実「『恋をした少女は♪』」
レナ「『一度だけ 魔法が使える』…ってワケじゃないんです♪」
夏実・レナ『ねーv』
夏実「というわけで、いきます。」
レナ「がんばります。」
銀次「わー!頑張れ!」
蛮 「ケッ …どんな魔法なんだか。」
夏実「(息を大きく吸って)…いきます。『じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ…』」
呪文じゃないし。落語だし。
レナ「『…かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ…』」
夏実「『…くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ…』」
レナ「『…ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん…』」
夏実「『…しゅーりんがんのぐーりんだい…』」
レナ「『…ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなー…の…』」
夏実・レナ「『ちょうきゅうめいのちょうすけ!』」
銀次「すごーい(拍手)。夏実ちゃん、レナちゃん、良く覚えたねー。」
夏実「「春はあけぼの」とおんなじくらい難しかったわ。」
レナ「こんなに長い日本語は初めてです~。」
三人『…で、蛮ちゃんは?』
? (こらー!夏実!レナ!マリーアの手を借りただろ!まったくあのババアはしょうがねークソババアだ。)
三人『成功!』
銀次「夏実ちゃん、鏡。…ぷぷっ、見せてあげようよ、今の蛮ちゃんの姿!」
夏実「銀次さんも人が悪いですねー。はい。蛮さん、今の姿です。」
? (こ…これは………)
レナ「マリーアさん特製、ピンクのブタちゃん、ウニ頭バージョンです!」
?(以下桃豚)(なんなんだ!そのキャラクター選択は!「CR信長の野望」のキャラ選択を間違えたよーな感じじゃねーか!)
波児「ほい、銀次…と、蛮の中に入ってるの。朝食だ!」
銀次「わーい!ありがと!波児。」
蛮?「………」
銀次「そっか、そだよねー。初めてこんないい食べ物目の前にするもんね☆雷帝。」
蛮in雷帝「(頷く)」
銀次と雷帝を除く全員『雷帝ぃぃぃぃぃ?』
まり「はぁ~い☆皆、元気してたぁ?」
銀次「(タレ/人形化 右手をあげる。)」
まり「うーん、銀ちゃん、そこまで怒りをためているのね。チチンプイプイのプイ♪」
銀次「(タレ/まだ縮小)んあ?マリーアさん、こんにちは。」
まり「こんにちは、銀次クン☆そしてお二人方。」
夏実・レナ『こんにちは~』
波児「おいおい…何か女性が元気だなぁ。」
まり「あら、波児、この娘たちと私が一緒に今回の「お楽しみ♪」の引き金をひくのよ☆」
波児「は?(タバコぽろり)」
まり「そーなのよ、ねー。」
夏実・レナ『ねー。』
波児「ちょ、ちょっと待って、あの。はの。まの。」
女性陣『なんでーすかー?』
波児「……………ナンデモアリマセン。ツヅケテドウゾ。」
銀次「(タレ)→(変換中)→(激タレ)」
まり「…で、こっちの準備は整ったわ。ほら、もしものための予防策も考えてあるし…うふふ♪」
夏実「すごいですねー。」
レナ「かっわいい~☆」
銀次「(激タレ)んあ~」
まり「銀ちゃん、ちょっとリアルモードになってくれる?」
銀次「(激タレ)んあ~(変換中/タレ→中間→リアル)なんですかー?」
まり「流石に激タレだと時間かかるのね。」
銀次「送っておいたものを取り戻すのにはちょっと面倒くさいんです。」
まり「そうなの~。で、蛮、昨日は…」
バリバリバリバリバリバリ
まり「…負けたのね。ごめんね、銀ちゃん。もう漏電のレベルじゃないわね。はい、せめてものお詫び。」
銀次「んあ?…あ゛。鼻ケーブル…アース?マリーアさん、どうやったの?」
まり「ん?聞きたい?」
銀次「そう言われると聞きたくなくなるような気がしますが…聞きたいです。」
まり「好奇心旺盛なことは良いことよ~♪Chu♪」
銀次「きゃっ///」
まり「かーわいー♪アースというか、アース代わりにそこにあった糸にくくりつけたんだけど。」
!
波児「(ぽそっ)たぶんいると思うが…そこらへんにいるネズミくん。」
鼠 「チュー」
波児「(ぽそぽそっ)お前の主にここに来るようにと…そこら辺で黒こげになっている花月くんがいると思うから、見てやってくれないか?」
鼠 「ちゅーちゅー(ダッシュで走り去る)」
銀次「? ん?どったん?波児。」
波児「いや、人生の悲哀について…」
まり「銀ちゃん?」
銀次「?」
まり「人生のヒワイについては私がちゃーんと教えてア・ゲ・ル(はぁと)」
銀次「いいですいいです。ん゛あ゛。鼻血…あ。」
バリバリバリバリ
銀次「鼻血で漏電…悲しいです。」
士度「(息せき切って)どうした?銀次。」
波児「はやっ。」
銀次「んあ?鼻血と漏電の悲しさにタソガれてたの…。」
士度「? ?」
まり「あら、あなたが士度クン?はじめまして。うちの蛮がお世話になっております(ふかぶか)」
士度「いえ、本当に(ぺこり)……って、母親?」
銀次「ううん。天子峰さんの女の人バージョン、蛮ちゃん編。」
士度「………(しばし黙考)………あの蛇ヤ…美堂蛮の育ての母親か?」
まり「そうです。蛇とでもミミズとでも言ってやって…あ、いや。」
一同「?」
まり「ミミズはダメだわ。…雌雄は分かれてるから。とりあえず蛮は雄だから。」
波児「なるほど…。あのナリで男になったり女になったりするのはちょっとゴメンだな。」
士度「同感。」
銀次「ヘビースモーカーでパチンコで負けまくって(パチパチ)、波児へのツケはたまるいっぽう(バチバチ)。それを無視して俺は置いていって(バチビシバチビシ)ツケをこれ以上増やさないようにしてるのにー(バシーン!)
波児「おいぃぃぃぃ!」
雷帝「………」
士度「…ブレーカーというか…なんというか………」
まり「はじめまして、雷帝。蛮があまりにも酷すぎて、銀ちゃんバーストしちゃったのね。ごめんなさいね。」
雷帝「…(ぷいっ)」
まり「お詫びに…銀ちゃんのぶんのツケは払わせてもらうわ。…というか、払わせて。」
雷帝「…それをやると、銀次が悲しむから、いい。」
まり「……そうなの?」
雷帝「(頷く)」
まり「本当にいいコね、銀ちゃんは…。じゃあ、今日、蛮が負けて帰ってきたら…徹底的に…」
雷帝「それも止められている。」
まり「あら。」
波児「意外だな。」
花月「…………どうも……………………」
波児「………大丈夫だったか?」
花月「とりあえず、黒こげにはなりませんでしたよ。フラフラですが。」
波児「フラフラだけですむ所が無限城育ちというかなんつーか…。」
まり「あら、あれあなたの糸だった?ごめんなさい。」
花月「いえ、一瞬で結わかれたので僕も対処ができませんでした。未熟者です。」
まり「そう言われると…。ま、いいや。じゃあ、この面子が集まったならいいわね。」
一同、頷く。
まり「始まりは蛮が「負けた。」と言った次の日の朝から決行。でいいかしら?」
全員、頷く。
花月「…って、雷帝になってません?士度?」
士度「今頃気づいたのか?…本当に未熟者だな…(ため息)。」
花月「(無視)お久しぶりです。戦い以外で出てこないあなたを見るのは久しぶりです。」
雷帝「………」
花月「色々とお話したいことはありますが…申し訳ありません。銀次さんと交代お願いできますか?」
雷帝「…今、拗ねている。」
花月「はぁ。…では落ち着かれたら決行の話とかしてあげてください。」
雷帝「もとよりそのつもりだ。」
花月「ありがとうございます。それでは僕は無限城へ行かないといけないので。…準備がありますので。…あ、そうだ。マスター。」
波児「なんだ?」
花月「MAKUBEXがあなたのパソコンにカメラとマイクをつけたいと言って…今日もう持ってきたのですが。」
波児「…断ったら?」
花月「多分、全ての部屋に隠しカメラとマイクが…」
波児「……………分かった。セットしておく。」
花月「ありがとうございます。…では。」
士度「俺も帰るか。雷帝。楽しみにしてるぞ。」
まり「じゃあ、私ももどろっかな?…の前に。ブルマンとブレンド一つずつ♪」
波児「はいな。」
まり「花月ちゃんじゃないけど、雷帝と一度お話してみたかったの。銀ちゃんはいつも「スキスキ光線」発生させてるから、いつもいて、第三者的な言葉を聞いてみたかったのよ。…蛮はどう?」
雷帝「……今、銀次が拗ねている。」
まり「………そういうことね(ため息)。ほんっとうにうちのバカ息子がお世話になってるわ。」
雷帝「銀次から随時「お願い」されていなかったら…一週間前には出ていた。」
まり「………」
雷帝「………」
まり「徹底的にやるから。それに…」
雷帝「………」
まり「あなたも楽しみでしょ?」
雷帝「………」
まり「さて、そろそろ蛮が戻ってくる時間ね。私の気配を察知してここに近寄らない可能性があるわ。…雷帝。」
雷帝「…?」
まり「作戦実行まで、銀ちゃんに戻ってもらって。これは私からのお願い。聞いてもらえないかしら?」
雷帝「………いいだろう。かなり信頼しているらしいから。では一度眠る。」
まり「おやすみなさい。」
波児「帰るのか?」
まり「ええ。本当にそろそろ帰らないと…。雷帝は多分銀ちゃんを説得しているはずだから、そっとしておいてあげてね。」
波児「無論だ。あれと蛮が顔つき合わせたらこの店は間違いなく潰れる。というか影も形もなくなる。」
まり「それもそうね(苦笑)。それじゃ、また。」
波児「ありがとうございました。」
銀次「………(変換中)」
波児「お。」
銀次「(タレ)んあ?マリーアさんは?」
波児「帰ったぞ。」
蛮 「帰ったぞ…。」
銀次「(タレ)おかえり。蛮ちゃん。」
蛮 「…タレでそんな目つきするなや、なぁ、銀次。」
銀次「(タレ)まけましたね?」
蛮 「3箱出したんだけどなぁ…」
銀次「(タレ)負けました、ね?」
蛮 「………ハイ。」
波児「電撃禁止。」
銀次「(タレ)オレはこのすがたではそこまででんげきだせませーん♪」
蛮 「波児、何かメシ。ツケで。」
銀次「(タレ)→(変換中)→(激タレ)」
波児「おい、蛮。」
蛮 「なんだよ!負けが続いてイライラしてんだよ!」
波児「いい加減…いや、いい。とりあえず、負けたんだな。」
蛮 「うっせー。そんなに負けた負けたいうんじゃねーよ。サンポール!」
波児「ま、俺としてはツケを返してくれれば何ともいわねーけど。」
蛮 「そのうちな。」
波児「その前にいい加減しておかねーと、痛いしっぺ返しがくるぜ?」
蛮 「るせー。」
銀次「(激タレ)んあー。」
士度「よぉ、銀次。…ってタレてる…。」
銀次「(タレ)ん~(変換中)ぁ~(リアル)、士度なら平気♪士度~。おひさだね~。」
士度「そうだな。 …マスター、ブレンド。銀次にも。」
波児「あいよ。」
銀次「士度いいよぉ、蛮ちゃんに……たまにはいいや。」
波児・士度「…………………………」
士度「(ぽそっ)かなりキてるな?」
波児「(ぽそっ)そりゃあ、もう。あと持って二日ってところだろう。」
士度「(ぽそっ)了解した。無限城関係連中はてぐすねひいて待っているらしい。…というか、花月に盗聴されてるから。」
波児「…マジかよ…。」
銀次「どったん?」
波児「なんでもないさ…ほれ、ブレンド二つ。」
銀次「ありがとー。士度、波児。」
士度「いや。礼はいい。それはそうと、銀次。」
銀次「んあ?」
士度「あの蛇ヤローのウニ、車ン中でやってんのか?」
銀次「蛇のウニ…あ、蛮ちゃんか。ううん。車から降りて、公衆便所でやってる。朝は賑わうんだよ女子便所。ホームレスのおっちゃんたちで。だから蛮ちゃん男子便所でぶーぶー言いながらやってる。」
士度「…普通、逆じゃないか?」
銀次「ううん、夜中から朝の男の公衆便所はそれはもう、恐ろしい所になるから臭くてくさくて…だから、朝の歯磨きとか、体拭くのとかは女子便所で…って、士度も波児もなに目を点にしてんのさ!生活の知恵、暮らしの得だよ!」
波児「…お前ら、凄まじい生活してんのな………。」
士度「…全くもって、同感だ。」
銀次「でも、蛮ちゃんいるからダイジョーブだよ。……………ここんとこちょっと頭にきてるけど……」
士度「銀次、漏電してる!漏電!お前には漏電遮断器がないんだから!」
銀次「(タレ)ブレーカーかわりはあるもん。」
士度「…………………確かに。」
銀次「(タレ)で、士度、なんでそんなこときくの?」
士度「あ、ああ。仲間にウニの素をとってきてもらうから。」
銀次「(タレ)うにのもと…ああ、せいはつりょうだ。せいはつりょうもってないと、蛮ちゃんウニじゃなくなる…って、どうするの?」
士度「考えてみろ。おい、ちょっと耳かせ。」
銀次「(タレ)かしたらここからおちます。」
士度「……(無言でタレ銀次を抱き上げ膝にのせ)あれ?耳は?」
銀次「(タレ)ここです。」
士度「あ、本当だ。…こそこそこそこそこそ…」
銀次「…?こそこそこそこそ?」
士度「(頷いて)こそこそこそ。」
銀次「わかりましたのです!蛮ちゃんのせーはつざいはまいばんこっそりおれのざせきのちかくにおいておくのです!」
士度「よし。なら…(タレ銀次をもとの場所に戻す)聞いてるだろ?そっちもすすめとけ。」
銀次「だれにはなしかけてんの?」
士度「銀次は知らなくていい世界の話だ。」
波児「ああ、できることなら俺も知らない世界だったほうがどれだけ嬉しかったか(よよよ…)」
銀次「んあ?どったん?波児。ヤケド?」
波児「ああ、ちょっと人生の悲哀について。」
銀次「じんせいのひわいについてですね。蛮ちゃんがよーくしってそうです。」
士度「確かに。隅から隅まで知ってそうだな、アレは。」
銀次「チチのもみかたにもレベルがあるそうです。」
士度「ヤツの考えそうなことだ。」
銀次「そーなんです。この間なんか…」
波児「(しまった…誰か、誰か止めてくれぇぇぇぇぇぇ)」
暗転
花月「どこに連れて行きましょう♪楽しみですよ。」
まく「いいなぁ、おみやげお願いしてもいい?」
花月「はとサブレ?東京ばな奈「みぃつけた?」?」
まく「せめて崎陽軒の「ジェットシウマイ」くらいにしてよ。」
花月「横浜ですか…彼らは電車に乗ることができるんでしょうか…?」
まく「さぁ、どうなんだろう。」
二人『…………………』
花月「まぁ、そういう時は、僕が手取り足取り。」
まく「このブログは18禁にはしないそーな。」
花月「ちっ」
まく「絃の花月ともあろう人が舌打ちだなんて…。」
朔羅「MAKUBEX、ああ、どうしましょう。」
まく「どうしたんです?」
朔羅「やっぱりペアルックを注文して、彼らに着させましょうかしら。それとも長いマフラー二人で一つ?今ショッピングサイトを検索してるんです。」
十兵衛(以下十兵)「姉者…。」
朔羅「ン、もう、十兵衛ったら目が見えない上にコーディネートは全くダメだから。」
まく「…朔羅、それ多分逆だし、どのみち十兵衛には無理だから。」
花月「確かに。」
笑師「ならワイが見ましょか?」
朔羅「ダメです。あなたがもうすでにハンズでハリセンと半被とその他もろもろ買っているのは知ってますから。」
笑師「なんでそれを…(がくっ)」
朔羅「あなたが私に勝つなんて100万年早いのよ。」
花月「…ねぇ、十兵衛。」
十兵「…きかないでくれ。何もきかないでくれ。」
まく「朔羅…(ごにょごにょごにょ…)」
朔羅「あ、忘れてました。そうなんですよね。でも…なんかいいかも。」
まく「へ?(目が点)」
朔羅「うーん、どうしましょうかしら。」
鏡 「どうしました?コーディネイトなら僕におまかせを(きらーん☆)。」
朔羅「うーん。鏡さんなら確かに服選びにはあっているかもしれませんが、私の考えているベクトルではないのは確かなので、遠慮しておきますわ。ありがとうございます。」
花月「ねぇ、じゅ…」
十兵「…言わないでくれ!聞かないでくれ!友として。頼む。」
まく「あーあ、十兵衛、心で泣いてる。」
笑師「あの人はもう何か、どこかで全てを間違えているのかもしれまへん。…あ、MAKUBEX、そのサイト。」
まく「?」
笑師「今通信媒体のある無限城の奴らの流行モンです。…これをプレゼント…」
まく「五本指の靴下は視覚的暴力だとおもう。特に銀次さんは!」
笑師「…通気性抜群、水虫にもならない、一度使ったら病み付きになるそうなんですがねー。」
まく「………ぼくが買おうかなー。」
笑師「やっぱそうきましたか!ほならワイの分もよろしくたのんます(ぶいv)」
まく「ぼくのお金…?2時間で1割だけど?」
笑師「最初に自分で払います~」
まく「なら送料もよろしくね♪」
笑師「…その歳でえげつな…」
まく「なんか言った?」
笑師「イイエ、ナンデモアリマセン」
またまた暗転。でも一言。
「あー、また負けちまった。」
?「…だからいい?」
?「方法は?」
?「それはマリーアさんが全部やってくれるって。あとはいつもやってることをやればいいんだよ。」
?「………掃除しがいがありそうだな。」
?「あはは、そうかも。」
?「前にスキャンしたデータはあったか?」
?「前すぎるんじゃない?」
?「では、そこからはじめるとするか。」
?「うん。そうして、お願い。」
?「俺がいなくても大丈夫か?」
?「大丈夫だよ。何かあったら蛮ちゃんもいるし、マリーアさんも、みんなみんなみんないるから大丈夫。」
?「…なら、いい。」
?「…心配?」
?「…正直に言えば。」
?「でも大丈夫だよ。だから…ね。」
?「………」
?「わーい、ありがと☆楽しみだなぁ。」
?「楽しみ、か?」
?「楽しみだよー。とっても♪」
?「お前が嬉しいと、俺も嬉しい。」
?「本当?なら俺も嬉しい♪」
笑いあって、とりあえずはバイバイ。
…って、バレバレやん(←そこ、言わない言わない)
レナ「あ~あ、そんなことないと思いませんか?先輩。」
夏実「ん?今の歌?」
レナ「そうですよぉ。「恋をした少女は 一つだけ魔法が使える」だなんて…。恋どころかそのスタートラインもないんですから私には無理ですっ!」
夏実「まぁまぁ、レナちゃん。…でも、一つだけ、魔法が使えたらどうする?」
レナ「そうですねぇ…」
ごにょごにょごにょ… きゃー うふふふふふふ。あはははははは。
夏実「いいね、レナちゃん、それ。」
レナ「いいでしょ?先輩。」
マリーア(以下まり)「こーんにちは。可愛い小雀ちゃんたちv」
レナ「あ、マリーアさん、こんにちは!」
夏実「マリーアさん、こんにちは。…すみません、マスター、今出かけているんです。あの…お宅の息子さんみたいにパチンコには行ってないと思うのですが…。」
まり「…母親がわりだけど…確かにあの運がないのにギャンブル好き、というのは問題ありありね。ホント、銀ちゃんを見習ってほしいわ(明るくため息)。」
レナ「でも…銀次さん…自分でもバカバカって…。」
まり「いやぁね、能ある鷹は爪を隠すって言うでしょ?近いうちに銀ちゃんのとんでもないものが見られるわよv」
レナ「ホントですか!楽しみです~♪」
まり「さて、今日来た理由はね…さっきの話なの。聞いちゃった。ゴメンね。」
夏実「い、いやいやいやいやいや、そそそそそんなことは、ねぇ、レナちゃん。」
レナ「そそそそそそそそうだすわよ、せせ先輩。」
まり「その計画、乗った!」
二人「えっ!」
まり「銀ちゃんも結構怒っているみたいだし。たまにはお灸をすえておかないと。用意ができたら波児に連絡するわね~。じゃ、またね~。」
ぱたん。
しばし沈黙………
レナ「恋をしない少女でも魔法が使えるんですね。」
夏実「クリスマス前のお歳暮魔法?」
二人『でも、楽しみ~(ふにゃ~ん)』
銀次「こんにちはー。…なんか幸せそうだね。」
レナ「い、いやですね。私たち、いつも幸せですよ、ねっ、先輩。」
夏実「そうね、そうよね、レナちゃん。…という銀次さんは?」
銀次「また蛮ちゃんに置いてかれました…人形レベルまでタレていいですか?いいよね。」
銀次、人形レベルまでタレる。
夏実「不幸ね…。」
レナ「不幸すぎますね…。」
夏実「でも…この時間の間に…人が来ても誰も注文頼まれない経営状態のほうが不幸…?」
レナ「そうかもしれません…。」
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こちらにも表記しておきますが、携帯に対応している掲示板があります。ひょこっと感想など書いてくださると、チューペット歩き(謎)しながらフラメンコの手拍子しながら「アレ!」とフェンシングの試合開始の言葉をいうくらい大喜びします(どんな喜び方が自分でもすでに理解していない)。
上の「リンク」にもはってありますが。
へごれけーじばん(http://hegore.b.9-1.jp/)
よろしくです~。